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日々の流れに・・・

子供の頃は、結構「プロレス」ってスポーツはメジャースポーツの一つだったような気がします。
いつの頃からかテレビのゴールデンタイムから姿を消し、深夜枠でもほとんど放送されなくなったので、あまり選手の名前を知っている人は少なくなっていますね。

自分は逆に小さい頃は、あまり好きじゃなかったんですが、
学生の頃生の試合を見に友達と一緒に行った頃がきっかけで、しばらくはまっていました。

スポーツって感じで見ているとちょっと辛い部分もありますが、一つのエンターテイメントとしてみると引きつけられる部分が多いですね。

男と男の意地の張り合い、極限まで鍛えた体の真剣なぶつかり合い
大枠ではシナリオがあるようなんですが、途中から本気になったり、シナリオを超えてがんばったりと
観客席を巻き込んだショーって感じでした。

その中で一番目を奪われたのが、自分と同じ年の「三沢光晴」でした。

1984年タイガーマスクとして再デビューしたときに自分も社会人として働き始め
2000年に彼が全日本プロレスから離脱して「ノア」を立ち上げた時に
自分も「PCTOOL」を立ち上げていました。

結構自分で勝手にだぶらせている部分はありますが、
そんな彼が昨日2009年6月13日リングで亡くなりました。

忌野清志郎さんが亡くなって、自分の身近にも「死」って単語が迫ってきているのかな?
なんてちょっとナーバスになりそうですね。

今日のラジオでそんな事を喋っていたんですが、その中で相手のパーソナリティーの方が
「プロレスラーがリングで死ねるなんて本望ですね。」
と言われた事が、頭の中でグルグル回っています。

彼は、現役の社長でもあり現役のプレイヤーを貫き通してきました。

自分もいつか必ず死にます。
それがいつになるか、どんな死に方をするかは解りませんが・・・
「必死」というのは必ず死ぬって事ですね。
必ず死ぬからこそ、今日のこの日を大切にこの時間を本気で生きたいと思うのかもしれませんね。

「必死」という言葉は元々は将棋の言葉で「必至」と書いたようです。
どんな窮地に陥っても、誰の目から見ても負けだと解っていても
本気でなりふり構わず、考え行動した時必ず至るつまり逆転勝利するみたいな意味もあるようです。
「必ず至る」という思いを持って「必死」に本気でそして楽しく毎日を生きて行こうなんて思っています。

三沢光晴さんの死に心からご冥福をお祈りいたします。