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手の込んだウイルスメールにご注意を

最近メールのシステム的な問題を突くトラブルが多いですね。

成り済ましが簡単にできるので、それがスパムの温床になっていますね。
8月初めには大手ニュースメディアCNNのメルマガを装ってウイルスが広がったようです。
手の込んだウイルスメールにご注意を_a0006371_10514970.jpg
このメールがまた手が込んでいます。

1.CNNのメルマガを装ってメールが送られてくる
(このメールにはウイルスがついていないので、ウイルス対策ソフトは通してしまう)

2.興味のある事件や、有名歌手のビデオを無料で見ることができると書いたリンクをクリックするように誘導する。
(オリンピックや、ハリウッドの有名バンドの新曲など)
3.クリックすると、フラッシュプレイヤー(動画を見るソフト)が最新ではないとのメッセージが出て更新ボタンが表示される。
4.更新ボタンをクリックすると「ウイルス」がインストールされる。

本当に手が込んでいますね。
今現状のウイルス対策ソフトでは、この感染を防止する手立てはありません。
困ったものですね。
詳細は
「ウイルスをFlash Playerに見せかける」、偽のCNNニュースに注意を参照ください。


まぁそんなメールが来ても無視してクリックしなければ良いだけなんですが・・・
今のところ英語のメールだけなんですが、日本語のものが出るのは時間の問題ですね。

今回感染したウイルスは、いろんな症状を出すんですが、壁紙を変更したり、自ら警告を出したりするものもありますが、ほとんど目に見える症状のないものもあります。
症状がなくって蔭ではせっせと自分の分身を送りつける、自分のパソコンに入っている情報を漏らすなど結構派手な動きをします。その割には持ち主はほとんど気が付いていない。
ウイルス検索をすれば検知しますが、駆除できない事例もあります。

実は今月頭からこのトラブルが多発しています。サポート部門はフル活動しています。
自分は大丈夫なんて思わずに、ウイルス定義を最新にして一度ウイルスチェックをするのお勧めします。

インターネットのメールの仕組みはそろそろ根本的な組みかえが必要になってきていますね。